釉薬屋のブログ

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メールマガジン No.2

会員の皆さんへ         メールマガジン  No.2 23.6.7

【釉薬の濃度調整について】

釉薬の濃度調整は、上手くいってますでしょうか・・?

よく釉薬の比重のお問い合わせがありますが、釉薬の比重管理は、あくまでも目安であり、確実では無いと言う事です。メーカーやロットによっては、違う濃度を指す物がいくらでも有ります。少しでも確実性を増す為には、使用中の比重計がある内に、新しい物を購入し、同じ数字を指すかどうかを、確認する事です。私共も、種類の違う釉薬を液体状で合わせる場合も有りますので、確認の上20本位まとめて購入します。釉薬の比重を何時もと同じにしたからと言って、素地の上の釉薬の厚みが同じとは、言えません。何故かと言えば、【素地の大きさ】【素地の厚み】【素焼きの焼け具合】【大気の温度・湿度】【施釉のスピード】【素地の性質の違い】・・etc 色々な条件の違いで、素地の上の釉薬の厚みが、変わってしまいます。私のお薦めは、素地の上の釉薬の厚みを【爪で引っ掻いて確認】する事です。その事は、難しいと言う御意見をよく聞きますが、慣れて頂ければ、大丈夫だと思います。人間の目が、一番正確だと思っています。それと施釉した素地の破片を保管して置き、比較しながら一番良い物を見つけ、それを基準にして頂く事です。私は、焼き物の出来の良し悪しは、【釉薬の濃度が命】だと思っています。ある意味【女性の化粧】と相通ずる様な気がします。最後の工程が、上手く行かなければ、全てが駄目になってしまいます。釉薬の濃度管理が、クリアー出来れば、何時も自分がイメージした作品が、窯から出て来る事でしょう。・・

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