ターコイズマット釉は、炭酸リチウムという
原料を使用して鮮やかなブルーの
発色を得ています。この炭酸リチウムは
ここ数年で急激な価格高騰が起きています。
仕入れも困難になる可能性もあります。
引き続き製造は致しますが、近々、かなりの
大幅値上げをせざるを得えません。大変申し訳
ございませんがご理解の程宜しくお願い致します
2022年12月
焼成-電気窯・ガス窯
温度-SK7(1230℃)~SK8(1250℃)
酸化焼成-OF
還元焼成-RF不可
ガス窯による中性焼成
酸化に近い場所なら焼成可能
目安濃度(比重計)-57°~-62°
・マットの質感と光沢も兼ね備えた
ターコイズブルーの釉です
・還元では銅が反応して赤紫色に変化し
本来の発色は得られません
・釉の性質状、油分(油など多く含む料理)
などが器に少し染みやすくなっております。
染み込んだ油分の汚れは落とせません。
使用粘土や技法、焼成条件などで差は出ますので
ご理解して頂いた上でご使用願います
・焼成すると素地に金属成分が移りやすいため
釉薬を撥水した場所には(ひいろ)
オレンジっぽい色が移っていき面白い変化が
出たりします(信楽系の白土の場合)
磁器土の場合は変化しにくいです
ご使用される粘土の種類でターコイズブルー
の発色に微妙な差がでます
・釉の濃度が濃すぎると
釉が流れやすくなります
・1230℃酸化焼成がベストの焼成です
・釉薬の性質上、金属成分の
揮発が進むので隣の器に色が移ったり
棚板に金属成分が付着します
・ターコイズマット釉の
液体の色は乳濁した水色です
・ページ下に様々な色見画像がございます